2019年2月10日

朝ごはん
蒸しパン、燻製ベーコン、ヨーグルト、苺、紅茶
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ヤマザキの蒸しパンを母と半分こ。
時々無性に食べたくなる蒸しパン。

今日は、中高生防災サミットに参加してきました。
四日市大学の鬼頭先生が中心にされています。


三重県内の中高生で、東北に防災ボランティアとしていった人達とそのOBの大学生が、このイベントを作り上げたそうです。

中でも、東北大の斎藤先生(東北大震災当時石巻西高校 教頭)と、TTT(TSUNAGU Teenager Tourguide of NOBIRU)
小山 綾さん、齋藤 茉弥乃さんの講演がとても印象的でした。
TTTのお二人は、当時小学6年生。
津波に飲み込まれても助かった斎藤さん、親が救助活動などで側にいれない子供達に読み聞かせをした小山さん。
小6での体験は辛く苦しいものだったと思うのに、笑顔を交えて私たちに教えてくれました。
斎藤先生は、災害時には中高生の力が必要だと力説されていました。
頭が硬く、物事を硬直させてしまう大人では考えられない方法を、中高生達は考えつくと。

講演の後は、学校防災ボランティア事業参加者の報告や、四日市東日本大震災支援の会(四日市大学)の報告、皇學館大学のCLLの一つである、ドローンによるハザードマップ作成の研究報告などがありました。

その後は、四日市大学生の消防団員による炊き出し訓練のトマト鍋を昼食にいただきました。
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水にトマトケチャップとコンソメを入れ、野菜その他(ウインナー、ロールキャベツ、肉団子)を入れ、最後に人数分のスパゲティ(乾麺)を入れて、柔らかくなるまで煮れば出来上り。
スパゲティの量で、何人分かを調整できます。 

温かいご飯は、被災者には何よりのご馳走だと思います。
トマトケチャップで旨味も出せて、且つ、お野菜を缶詰のコーンやマッシュルームなどを使えば、生の野菜などが何もなくても乾物と買い置きでできますね。
タンパク質も、缶詰のソーセージやサバの水煮を使えば、こちらも生がなくても買い置きで対応できそうです。

物流が止まって、なかなか色々なものが手に入らないけど、健康を維持できる食事が出来るのは、本当に必要だと思います。

とりあえずご家庭では、カセットコンロとボンベを買うところから、でしょうか。

午後は、ワークショップとパネルディスカッションでした。
ワークショップでは、4人一班で当初の予定では三重県の防災について話し合うだったのですが、斎藤先生により「発災直後の運営組織図を作る」に変わりました。
私達の班の作成した運営図
時間が20分ほどしかなかったので、充分な議論はできませんでしたが、本部を中心に、各部署にリーダーを置き、さらに細分化して事に当たるという組織になりました。
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斎藤先生によると、
組織を縦割りに作ろうとしても、発災直後にはそれでは動けない。
子供達が思いついた方法は、本部を中心とした、各部署に独立して動ける組織、そして横の繋がりで問題を解決していける組織が、最初の数日は必要であると。
これはクモの巣組織。
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状況が安定し、公的な援助などを受けることが出来るようになれば、従来型の縦割り組織が必要になるとも言っておられました。
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私達が考えた組織図に足らなかったのは、横の繋がり。
各部署が横に相談できるようにしないと、解決が遅くなる、という事でした。

しかし、配慮すべき人に外国籍の方を入れたり、健康維持のための部署を作ったり(みんなで体操したりリクレーションをしたりする)短時間ながら、頑張れたと思います。

最後のパネルディスカッションでは、中高生さん達の今後の夢や、被災がもし夏だったらどうだったか?などのお話が聞けました。
四日市大学の鬼頭先生がファシリテーターで、フォローや補足をされていましたが、言葉の端々にある優しさから、中高生さん達の可能性を広げる活動をされているんだと、感じました。

私達三重県は未災地、未だ被災を受けていない、未来には被災をする、そんな土地だと言われました。
問題は山積みですが、被災した方々の経験を無駄にしないように、役立つ知識をもっと知って伝えなければ。

夜ご飯
ツナ炊き込みご飯、すまし汁、牛スジ煮込み、大根の煮物、燻製のさばとししゃも
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今日はおこげが食べられました!
やっぱりおこげ美味しい。

色々ありますが、1日の最後に今日も美味しくいただきました、と言える毎日にしたいものです。